CAD利用技術者試験

これからCADの仕事に就こうと考えている方は大勢いらっしゃると思います。現在企業がその方のスキルを客観的に判断できる資格認定制度がCADにもあり、その中でも日本最大のCAD資格受験者を誇るのが、CSAJが主催するCAD利用技術者試験です。

CAD利用技術者試験の種類は、主として設計・製図業務に従事し、1年以上の就学・就業経験を有する者を想定して行う3次元CAD。建設系もしくは機械系のシステムを利用し設計・業務に従事し、1年以上の就学・就業経験を有する者を想定して行う建築1級、機械1級。汎用系のCADシステムを利用し、主として2次元図面のトレース業務に従事し、半年以上の就学・就業経験を有する者を想定したトレース1級。CADシステムを利用するすべての企業において、製図業務や営業・販売業務に従事し、半年以上の就学・就業経験を有する者を想定して行う2級。その他にCADを本格的に学ぶことを目的とした、3ヵ月程度の就学者を想定して行うCAD利用技術者基礎試験があります。
1級の試験を受験するには2級に合格していなければなりませんが、就学・就業経験の年数はあくまでも目安であり、能力があれば合格できる認定制度となっています。受験者数も多く企業でも広く認知されているので資格を持っていれば就職や転職に有利と言えるでしょう。

では実際にCADを使ってどのように仕事にアプローチしていけばいいのでしょうか。まずは設計事務所などで基礎を学び経験を積み、設計、製図の知識を身につけることがいいのではないでしょうか。その後は自分で開業を目指したり、在宅しながら仕事を得ていくなどそれぞれの方にあった道を進むことができます。近年、企業がCADに係わる業務を外部に委託する形が多くなってきています。CADのデータはインターネットを通して納品することが出来るので場所を問わないケースが多いのです。
また、最近求人広告で募集されているCADオペレーターの仕事とは主に手書きの図面をCADソフトにトレース(複写)する仕事になります。

今後CADを使った仕事はさらに増えると考えられます。しかしながら、現在多くの企業が3次元のCADを主流としつつあることを踏まえると、独立し高収入を得るには高度な専門知識が必要と言えるでしょう。ただしCADは独学でも学ぶことは可能ですし、インターネット環境が整備されている現代ではさまざまなサイトで問題を解決してくれたり、詳しい解説を行なっているところが数多くあります。それらを上手に活用していけば、スキルアップも可能ですし、自分にあった形でCADを使った仕事も見つけられるのではないでしょうか。

CADを使った仕事は様々ですが、在宅やSOHOといった自分にあった仕事の形を選ぶことが十分に可能である事はCADに関する仕事の魅力とも言えるでしょう。

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